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逆ウォッチ曲線

逆ウォッチ曲線とは

逆ウォッチ曲線とは、株価と出来高の関係を折れ線グラフにしたものです。横軸に出来高、縦軸に株価をとってグラフ化すると、株価が上昇・下落時に典型的な動きをする場合、描かれたチャートが左回りの曲線になる傾向があります。その動きが時計(ウォッチ)の動きと逆方向であるということで、「逆ウォッチ」という名称がついています。

逆ウォッチ曲線の見方

出来高は株価に先行すると言われることがあります。出来高の増加は株価上昇の前触れとなるケースが多く、また、出来高の減少は株価下落の前触れとなるケースが多く見られます。逆ウォッチ曲線では曲線の進む方向が相場の局面を表していますので、現在の株価の位置がチャートのどこにあるのかを確認することで、売買の目安として利用することができます。
逆ウォッチ曲線には、8つの局面があります。
1. 株価が底ばいとなっていますが、出来高が増加してきている局面ですので、今後の動きに注目します。
2. 出来高を伴って株価が上昇してきていますので、買い局面とみなします。
3. 出来高が横ばいとなってきていますが株価は上昇していますので、引き続き買い局面とみなします。
4. 株価は上昇しているものの、出来高が減少してきていますので、そろそろ買いを見送る局面にさしかかったとみなします。
5. 株価が高値圏で横ばいとなっており、出来高が減少してきていますので、そろそろ株価が下落する可能性も考えられます。
6. 株価が下落し始めており、出来高も減少してきていますので、売り局面とみなします。
7. 出来高の減少は止まったものの、株価は下落していますので、引き続き売り局面とみなします。
8. 引き続き株価は下落しているものの、出来高が徐々に増え始めていることから、そろそろ売りを見送る局面にさしかかったとみなします。

ご注意

グラフ・データは過去のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
株式は値動きのある商品であり、株価の下落や発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがありますので、ご注意ください。
当資料中のいかなる内容も、特定の銘柄のパフォーマンスや投資による利益を保証するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断と責任においてなさるようお願いいたします。
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