「金株口座」において保有する有価証券については、端数株(小数点以下第5位までを有効売買単位)を取扱うことから、通常の株主としての権利(自益権・共益権)の行使に制約がかかります。
したがって、議決権や株主優待等の権利についてお客様が通常の株主としての権利を取得することを可能とするために、最低売買単位の整数倍となる有価証券について、「金株口座」から「保護預り口座」へ自動的に振替(当該振替を「自動スイング」といいます)を行う機能を備えています。
自動スイング機能の切換え(ON ⇔ OFF)のタイミングは、各月の自動スイング選択期間最終日の午後5時時点におけるお客様の指示に基づき翌月(権利確定日を基準とします。)より自動スイング機能の切換え(ON ⇔ OFF)が適用されます。 例えば、上記(自動スイング選択期間の具体例)において、2月22日の午後5時までに自動スイング機能を「OFF」から「ON」に切換えを行った場合、翌月の月初(3月1日)に権利確定日を迎える銘柄については、当該銘柄の権利付売買最終日の明朝5時(2月28日午前5時)において、「金株口座」で保有する当該銘柄の最低売買単位の整数倍となる数量が「保護預り口座」へ自動的に振替(自動スイング)が行われることとなります。
「自動スイング」の対象となる有価証券の数量は、当該権利付売買最終日に受渡しが完了している数量から、権利付売買最終日において受渡しが完了していない売り約定数量を控除した数量のうち、最低売買単位の整数倍となる有価証券とします。
上記の例では、「−C´」(権利付売買最終日に受渡しが完了している数量()から権利付売買最終日の翌日から権利確定日までの間に受渡しが行われる売り約定数量(C´)を控除した数量)のうち、最低売買単位の整数倍となる数量が「自動スイング」の対象となります。
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