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金額・株数指定取引 - 単元株自動振替(自動スイング)に関するご注意 -

「金株口座」において保有する有価証券については、端数株(小数点以下第5位までを有効売買単位)を取扱うことから、通常の株主としての権利(自益権・共益権)の行使に制約がかかります。
したがって、議決権や株主優待等の権利についてお客様が通常の株主としての権利を取得することを可能とするために、最低売買単位の整数倍となる有価証券について、「金株口座」から「保護預り口座」へ自動的に振替(当該振替を「自動スイング」といいます)を行う機能を備えています。

自動振替(自動スイング)の選択

自動スイングを行う機能(以下、「自動スイング機能」といいます)は、お客様の選択により「ON(自動スイング機能が有効である状態)」または、「OFF(自動スイング機能が無効である状態)」とすることが可能です。ただし、自動スイング機能の「ON」または「OFF」の指示は、個別の銘柄を指定して行うのではなく、「金株口座」で保有するすべての有価証券に対して適用されます。 なお、金額・株数指定取引の初期設定(デフォルト)において自動スイング機能は、「ON」としております。

自動スイング機能を「OFF」とした場合の留意事項

自動スイング機能を「OFF」とした場合には、「金株口座」でお預かりする最低売買単位の整数倍となる有価証券に関しては「保護預り口座」へ自動的に振替が行われないため、権利確定日※を跨いだ場合においても当該有価証券にかかる議決権や株主優待等の権利について、通常の株主としての権利を取得することはできませんので十分にご注意ください。 なお、自動スイング機能を「OFF」とした場合、お客様の意思に基づき指定する銘柄を「単元株振替」により「金株口座」から「保護預り口座」に振替えることが可能です。ただし、「単元株振替停止期間」がありますので、ご留意ください。
「権利確定日」とは、「社債、株式等の振替に関する法律」第151条(総株主通知)に規定する「株主」を確定するために発行者が定める日をいいます。一般には、決算期末や株式分割、臨時株主総会等にかかる株主の確定を行う日となります。

自動スイング選択期間

自動スイング機能の切換え(ON ⇔ OFF)を行うことができる期間(以下、「自動スイング選択期間」といいます)は、各月の月初(1日)の午前5時から当該月の営業日末日を含む5営業日前の日の午後5時までとします。

自動スイング機能の切換えタイミング

自動スイング機能の切換え(ON ⇔ OFF)のタイミングは、各月の自動スイング選択期間最終日の午後5時時点におけるお客様の指示に基づき翌月(権利確定日を基準とします。)より自動スイング機能の切換え(ON ⇔ OFF)が適用されます。 例えば、上記(自動スイング選択期間の具体例)において、2月22日の午後5時までに自動スイング機能を「OFF」から「ON」に切換えを行った場合、翌月の月初(3月1日)に権利確定日を迎える銘柄については、当該銘柄の権利付売買最終日の明朝5時(2月28日午前5時)において、「金株口座」で保有する当該銘柄の最低売買単位の整数倍となる数量が「保護預り口座」へ自動的に振替(自動スイング)が行われることとなります。

「自動スイング」の対象となる有価証券

「自動スイング」の対象となる有価証券の数量は、当該権利付売買最終日に受渡しが完了している数量から、権利付売買最終日において受渡しが完了していない売り約定数量を控除した数量のうち、最低売買単位の整数倍となる有価証券とします。
Aの約定に対応する受渡日をA´で示しています。その他の約定に対する受渡日も同様です。
は、権利付売買最終日に受渡しが完了している数量です。
上記の例では、「−C´」(権利付売買最終日に受渡しが完了している数量()から権利付売買最終日の翌日から権利確定日までの間に受渡しが行われる売り約定数量(C´)を控除した数量)のうち、最低売買単位の整数倍となる数量が「自動スイング」の対象となります。

その他「自動スイング」にかかる留意事項

a. 自動スイングの対象となる有価証券の当該権利付売買最終日の金融商品取引所における売買立会時間終了時から明朝5時の間に「金株口座」から「保護預り口座」へ自動的に振替を行います。
b. 「自動スイング」にて「保護預り口座」へ振替わった有価証券を「金株口座」に戻す場合は、別途、お客様の意思に基づき「単元株振替」をご指示いただきます。ただし、「単元株振替停止期間」がありますので、ご留意ください。
c. 「自動スイング」にて「保護預り口座」へ振替わった有価証券については、「権利落ち日」当日に振替先となる「保護預り口座」から金融商品取引所へ委託注文(取引所取引)として売却することが可能です。
d. 日興イージートレード信用取引口座を開設するお客様の場合、「自動スイング」にて「金株口座」から「保護預り口座」へ振替わった有価証券については、「単元株振替」を利用して「金株口座」へ戻すことはできませんので、ご留意ください。
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