為替市況

外為・今日の材料

19/08/26(月) 08:05

◎〔外為・今日の材料〕ドル、104円台でせめぎ合い=米中摩擦激化で(26日)

 週明け26日の東京外為替市場のドルの対円相場は、米中貿易摩擦が一段と激化するとの見通しを背景としてドルに下押し圧力がかかり、1ドル=104円台の攻防となりそうだ。予想レンジは104円00銭〜105円30銭。
 米中摩擦に関して前週末、中国は「米国による制裁関税第4弾」への報復として9月以降、追加関税を発動させると発表。それに呼応して米政府が制裁関税の税率を30%に引き上げると公表したことで「対立が解消するめどが立たなくなった。米中関係は悪化の一途」(FX会社)との見方が強まり、米国の株は大幅下落、長期金利も低下。海外市場ではドル売り・円買いが加速し、日本時間26日早朝には一時、104円50銭前後まで下落した。
 最近の下値の目安と位置付けられてきた105円を割り込んだことで、市場参加者は「一段のドル安を意識している」(外為仲介業者)状況だ。日経平均株価が節目の2万円を下回った場合は「ドル売り・円買いに勢いが付く」(邦銀)展開が予想される。市場の動きに応じた日本の通貨当局の反応も注目点だ。
 「海外の投機筋が短期的な利益を目的としたドル売りを仕掛けている」(市場筋)との声が聞かれる一方、104円台前半では「国内勢を中心に買い注文も厚い」(先の外為仲介業者)という。
 パウエルFRB議長は日本時間23日夜の講演で、9月の追加利下げの可能性を示唆するなど「『ハト派』的な態度を見せた」(邦銀)ものの、米中摩擦に吹き飛ばされた格好だ。安倍晋三首相とトランプ大統領による日米貿易交渉の大筋合意も、大して材料視されていない。
 本日はドイツの8月景況感指数、米国の7月耐久財受注などの発表が予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

19/08/26(月) 12:06

◎〔東京外為〕ドル、105円台前半=米中摩擦で急落後、買い戻し(26日正午)

 26日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米中貿易摩擦の激化で1ドル=104円台半ばに急落した後、105円台前半に値を戻し、正午前には一時さらに強含みとなった。正午現在、105円49〜53銭と前週末(午後5時、106円63〜64銭)比1円14銭のドル安・円高。
 前週末、米中貿易摩擦をめぐる米政府の対中制裁関税第4弾に対して中国が報復措置を公表。トランプ米大統領がすかさずツイッターで米企業に中国からの生産移管を呼び掛け、米通商代表部(USTR)も制裁関税の税率引き上げを発表したため、「対立解消のめどが立たなくなった」(FX会社)との悲観的観測が広がり、日本時間26日早朝にはドルが1月初旬以来となる104円台半ばに下落した。
 その後は、輸入企業による実需のドル買いや日経平均株価の下げ止まりを手掛かりとした買い戻しで105円台を回復。投機筋による持ち高調整のほか、急激なドル安・円高を受けて「通貨当局が何らかの反応を示すかもしれないという警戒感が台頭した」(邦銀)ことも、ドルの下値を支えた。
 市場では当面の地合いについて、米中関係の混迷や世界経済の先行き不透明感を背景に「一本調子の下落かどうかはともかく、下値を試す動きが続く」(信託銀)との見方が浮上している。
 ユーロは対円、対ドルとも小動き。正午現在、1ユーロ=117円50〜51銭(前週末午後5時、118円03〜04銭)、対ドルは1ユーロ=1139〜1139ドル(同、1.1068〜1069ドル)。(了)

[時事通信社]

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