為替市況

外為・今日の材料

20/08/05(水) 08:02

◎〔外為・今日の材料〕ドル、105円台後半=米金利低下で上値重い(5日)

 5日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で売られた流れを受け継ぎ、1ドル=105円台後半で上値の重い展開が見込まれる。米長期金利の低下が圧迫要因。一方、米株式は堅調なため、「ドル円の下げ余地は限られる」(FX業者)とみられる。予想レンジは105円40〜106円05銭。
 前日の海外市場では、欧州時間は105円80銭台で推移した後はやや買いが優勢となり、米国時間の序盤は106円20銭前後まで買われた。ただ、同水準で買いが一服した後は米長期金利の低下に圧迫され、終盤は105円60銭台に反落した。東京時間の早朝は若干買い戻され、105円70銭台で取引されている。
 前日発表の6月の米製造業受注は前月比6.2%増と市場予想(ロイター通信調べ、5.0%増)を上回ったが、ドル円は米長期金利の低下が売り要因となり、米国時間を通じて軟調な展開を余儀なくされた。米債券市場では、新型コロナウイルスの感染再拡大や米与野党の協議難航などで景気先行きへの不透明が強まり、安全資産として米債を買う動き(利回り低下)が強まったとみられる。
 東京時間も「ドル円は売りが先行しやすく、目先は下値を試す展開になるのではないか」(前出のFX業者)とみられる。もっとも、前日の米株式相場が上昇し、「ドル円は売りが出ても下値は限られる」(大手邦銀)と指摘される。また、「今夜にADP全米雇用報告などの発表も控え、積極的な売りは手控えられるのではないか」(同)という。
 本日は、東京時間は黒田日銀総裁の米コロンビア大ウェブセミナーでの講演、7月の財新・中国サービス業PMI、欧米時間は6月のユーロ圏小売売上高、7月のADP全米雇用報告、6月の米貿易収支、7月の米ISM非製造業景況指数などが予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

20/08/05(水) 17:09

◎〔東京外為〕ドル、105円台後半=終盤押し目買いも(5日午後5時)

 5日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤、押し目買いが入る場面もあり、1ドル=105円台後半で推移した。午後5時現在は105円67〜67銭と前日(午後5時、105円91〜93銭)比24銭のドル安・円高。
 米長期金利の低下を受けて海外市場で105円60銭台に下落したドル円は、東京時間の早朝、105円80銭近辺まで買い戻された。午前9時以降は仲値にかけて五・十日要因の実需筋による売買が交錯、105年70銭を挟んだ動きとなり、午後は105円60銭前後を軸に小動きが続いた。終盤は押し目買いが入り、105円70銭台に小締まる場面があったが、総じて上値は重かった。
 市場では「今週106円台に乗せたものの、さらに押し上げるだけの要因がなかったので、週後半の経済指標の結果を見て方向感を探る雰囲気だ」(FX関係会社)との声が聞かれる。きょう欧米時間には米サプライ管理協会(ISM)非製造業景況指数などが発表予定で、手掛かり材料となりそうだ。
 一方、別の関係者は「円はドル以外の主要通貨に対してはそれほど強くなく、今の地合いはドル安。米国の金利低下と貿易赤字が背景だ」(大手邦銀)とみていた。
 ユーロは終盤、対円、対ドルともに強含み。午後5時現在は1ユーロ=124円91〜92銭(前日午後5時、124円83〜83銭)、対ドルで1.1820〜1821ドル(同1.1785〜1786ドル)。(了)

[時事通信社]

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