為替市況

外為・今日の材料

17/05/23(火) 08:17

◎〔外為・今日の材料〕ドル、111円台前半=ユーロ高などで上値重い(23日)

 23日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、全般は強弱材料が交錯する中、ユーロ高の影響から1ドル=111円台前半でやや上値の重い展開が見込まれる。米株高が支援要因だが、ユーロ買い・ドル売りも目立ち、「ドル円は若干売りが出やすい」(FX業者)とされる。予想レンジは110円70銭〜111円40銭。
 前日の海外市場では、欧州時間は111円40〜50銭前後でもみ合った。米国時間の序盤から中盤にかけては、ユーロ買い・ドル売りが強まった影響でドル円も下げ基調となり、一時111円を割り込んだ。同水準では押し目買いも入ったが、戻りは鈍く、終盤は111円20銭台で推移にとどまった。東京市場の早朝は111円30銭台に強含んだ後は111円付近に下げている。
 前日は、ユーロの動きが目立った。ドイツのメルケル首相が同国の大幅な貿易黒字の原因について、「(ユーロが)安過ぎる」ことを指摘。為替市場では「ドイツはユーロ高を志向している」(別のFX業者)との受け止め方が広がり、ユーロ買い・ドル売りが先行。この余波を受ける形でドル円は一時111円を割り込んだ。
 ドル円はユーロの影に隠れ、「方向感には乏しい」(大手邦銀)とみられる。東京市場の早朝は、「トランプ大統領が情報当局者にロシアとの共謀否定するよう求めた、との米紙報道が一部で伝えられた」(為替ブローカー)ことがドル円を圧迫したが、111円を手前に下げ止まった。市場では「ドル円はユーロ高の影響もあり、上値は重いが、下げも限定的だろう」(先の大手邦銀)と見込まれる。
 本日は東京時間は特に目立つ予定はない。欧米時間は5月のユーロ圏PMI、5月の独IFO景況感指数、4月の米新築住宅販売などが予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

17/05/23(火) 17:40

◎〔東京外為〕ドル、111円台前半=終盤に欧州株高で買い(23日午後5時)

 23日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、終盤に欧州市場の株高を眺めた買いが入り、1ドル=111円台前半で下げ渋った。午後5時現在は、111円20〜20銭と前日(午後5時、111円29〜30銭)比では09銭のドル安・円高。
 早朝は、トランプ米大統領がロシア疑惑に関して情報機関に圧力をかけたとの報道に加え、英マンチェスターでの爆発事件などを受けて投資家のリスク回避姿勢が高まり、110円80銭台まで下落した。昼にかけて米長期金利の持ち直しを眺めて111円20銭台まで買い戻し。午後に入ってからはもみ合いが続いた後、日経平均株価の軟調を背景に再び111円を割り込んだ。終盤は米長期金利の上昇や欧州の株高に支えられ、改めて111円20銭台に浮上した。
 ドル円は111円を挟んで売り買いが交錯した。市場関係者からは「米国の材料は乏しく、欧州の材料に左右された一日」(外為仲介業者)との声が聞かれた。
 なお、東京時間の午後5時に発表された5月の独IFO景況感指数が市場予想を上回ったことから、ユーロ圏の主要株価がさらに上昇。ユーロ高に追随する形でドル円も一時111円30銭に迫る場面が見られた。
 ユーロは終盤にかけて対円、対ドルでともに大幅高。午後5時現在は、1ユーロ=125円12〜15銭(前日午後5時、124円34〜34銭)、対ドルでは1.1252〜1254ドル(同、1.1171〜1171ドル)。(了)

[時事通信社]

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