為替市況

外為・今日の材料

17/03/24(金) 08:25

◎〔外為・今日の材料〕ドル、111円付近=オバマケア見直し採決延期で軟調(24日)

 24日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、米医療保険制度改革(オバマケア)見直し法案の採決延期を受け、1ドル=111円付近で軟調地合いが継続する見込み。トランプ政権の最優先課題である政策が出足からつまずき、市場が期待する減税など景気刺激策の実現性にも不透明感が広がっている。予想レンジは110円70銭〜111円30銭。
 前日の海外市場では、欧州時間は110円90銭台から111円10銭台で弱含み。米国時間の序盤は米週間新規失業保険件数の増加や米長期金利低下を受けて売りが強まり、110円60銭台に水準を切り下げた。好調な米新築住宅販売件数や米金利の持ち直しに支援されて111円30銭台に戻す場面も見られたが、終盤にオバマケア見直し案の採決延期が伝わると110円70銭台に下落した。ただ売り一巡後は111円近辺に持ち直し、東京時間の早朝もほぼ同水準で推移している。
 イエレンFRB議長の講演では金融政策についての言及はなく、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の「労働市場にはまだスラックがある」などの発言にも、市場の反応は限定的だった。
 市場が注目していたオバマケア見直し法案の採決が24日に延期されたと報じられたが、同法案はトランプ政権が公約としている大型減税や財政出動などの前提となるだけに、採決延期は投資家心理を冷やす要因になっている。否決や採決が再延期される事態になれば、トランプ大統領の政権運営能力が疑われ、経済対策も順調に進まないとの見方が強まる公算が大きい。その場合、「ドル円は110円付近まで下落する可能性がある」(FX会社)との声が出ている。
 東京時間は、特段の材料は見当たらない。欧米時間は3月のユーロ圏PMI、2月の米耐久財受注が公表される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

17/03/24(金) 17:17

◎〔東京外為〕ドル、111円台前半=オバマケア見直し絡みで小動き(24日午後5時)

 24日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、オバマケアの代替法案の採決を控えて様子見姿勢が強まり、1ドル=111円台前半を軸に小動きとなった。午後5時現在は111円33〜34銭と前日(午後5時、111円24〜25銭)比09銭の小幅ドル高・円安。
 早朝のドル円は、111円前後で推移。午前は、実需筋の買いに支えられ111円40銭台へ上昇した。昼すぎにかけて小緩んだ後は、買い戻しが入ったが、午後は111円30〜40銭台での小幅な値動きにとどまった。
 ドル円は、今夜にもオバマケア見直し法案が米下院で可決されるとの観測から底堅く推移したが、法案の上院通過はよりハードルが高いとの見方が支配的で、「可決しても112円台に乗せるのは難しい」(FX会社)とみられている。「下院、上院それぞれの通過を確認し、段階を踏まないといけない。一気に上がっていく相場ではない」(外為仲介業者)との声も聞かれるなど、取引参加者は先行きに対する慎重姿勢を崩していない。
 ユーロは対円で小幅下落。午後5時現在は1ユーロ=119円94〜96銭(前日午後5時、120円07〜07銭)、対ドルで1.0773〜0773ドル(同1.0793〜0796ドル)。(了)

[時事通信社]

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