為替市況

外為・今日の材料

20/03/31(火) 08:04

◎〔外為・今日の材料〕ドル、107円台後半=強弱材料交錯で方向感乏しい(31日)

 31日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場が方向感に乏しい展開だったことを受け、1ドル=107円台後半のレンジ圏にとどまるとみられる。米株高・金利上昇は支援要因だが、新型肺炎への警戒感も根強く、「(強弱の)材料交錯で上下に振れにくい」(FX業者)とされる。予想レンジは107円50〜108円30銭。
 前日の欧州時間序盤は107円台半ばに軟化する場面があった。ただ、その後は買い戻され、米国時間に入ると米株高・金利上昇に支援され、108円台前半を回復した。終盤には調整的な売りもみられ、107円台後半に押し戻された。この日の東京時間早朝は107円80〜90銭前後で取引されている。
 前日の米国市場は、新型肺炎の感染拡大による経済的な悪影響を阻止する2兆ドル規模の景気対策が成立したことが好感され、株高・金利上昇が進み、ドル円も買いが強まった。株高・金利上昇の構図は維持されたが、ドル円は「上値では年度末に絡んだ調整売りが出たようだ」(同)とされ、やや上値が重くなった。
 東京時間は、前日の米株高になびいて日経平均株価も堅調に推移するとみられ、「ドル円は底堅くはなるだろう」(大手邦銀)と予想されている。もっとも、「新型肺炎の感染拡大防止で日本もロックダウンとなるリスクはある」(同)ため、上値も追いにくい。また、「今週は米雇用統計発表も控え、様子見にもなりやすい」(同)との指摘もあった。
 本日は、東京時間は2月の有効求人倍率・労働力調査、2月の鉱工業生産・出荷・在庫、3月の中国製造業PMI、欧米時間は3月の独雇用統計、3月のユーロ圏消費者物価、1月のS&Pケース・シラー住宅価格、3月の米シカゴ景況指数、3月の米消費者景気信頼感指数などの発表が予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

20/03/31(火) 17:06

◎〔東京外為〕ドル、108円台半ば=終盤底堅い(31日午後5時)

 31日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、一時急伸した後は売買が交錯し、終盤は1ドル=108円台半ばで底堅く推移している。午後5時現在は108円42〜42銭と前日(午後5時、107円98〜108円00銭)比44銭のドル高・円安。
 ドル円は海外市場で、107円70銭台まで売られ、東京時間の早朝も同水準でもみ合った。午前9時以降は仲値にかけて年度末を迎えた輸入企業のドル買いなどで急伸し、一時108円70銭付近となった。ただ、その後は戻り売りに伸び悩み、午後には108円00銭台に下落。終盤は押し目買いが入り、108円50銭前後に切り上がった。
 市場では「かなり実需筋のドル不足があったようだが、薄商いの中、かなり大きく振れている」(大手証券)との声が聞かれた。
 別の関係者は「リスク回避のドル買いと円買いが綱引きする中、ドル買いがやや優勢という印象だ」(信託銀行)とみていた。
 ユーロは終盤、対円で強含む一方、対ドルで弱含んだ。午後5時現在は1ユーロ=119円22〜23銭(前日午後5時、119円66〜68銭)、対ドルでは1.0996〜0997ドル(同1.1082〜1082ドル)。(了)

[時事通信社]

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