為替市況

外為・今日の材料

18/12/13(木) 08:11

◎〔外為・今日の材料〕ドル、113円台前半=材料交錯でレンジ圏か(13日)

 13日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、強弱材料が交錯する中、1ドル=113円台前半のレンジ圏での値動きにとどまると見込まれる。米株高・債券安(金利上昇)はドル円を支援する一方、欧州通貨の上昇がドル円を圧迫。結果的に「目先は動きにくい」(FX業者)とされる。予想レンジは113円00〜50銭。
 前日の海外市場では、欧州時間は113円30〜40銭前後で小動きとなった。米国時間に入ると、米中貿易摩擦の緩和期待から米株式が上昇。これを受けて長期金利は上昇したが、ドル円は欧州通貨高・ドル安に圧迫されて113円20〜30銭前後へと小幅に水準を下げた。東京時間の早朝も同水準での取引となっている。
 前日は、米ウォール・ストリート・ジャーナルが、技術覇権を目指しているとしてトランプ政権が問題視するハイテク産業振興戦略「中国製造2025」について、中国側が見直しを検討していると報道。これを受けて米中貿易摩擦の緩和期待から米株高・債券安となった。その一方で、メイ英首相の不信任案が否決されたことでポンドが上昇し、ユーロも買いが強まったことでドルが下落。その余波で、対円でもやや売られる構図となった。
 市場関係者は「ドル円は売られたにしても、欧州通貨高の余波という技術的な要因によるもの。欧米株は上昇しており、リスクオンに振れやすい地合いであることを考慮すると、ドル円の地合いは底堅い」(大手邦銀)との認識を示している。目先はなお欧州通貨が買われやすいために「ドル円は上値の重さは残るが、日本株も堅調になると円売りも出やすく、結果的には113円台前半のレンジ圏にとどまりそうだ」(同)という。
 本日は東京時間は特に予定はない。欧米時間はECB定例理事会・総裁会見、EU首脳会議(14日まで)、米週間新規失業保険申請件数などが予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

18/12/13(木) 17:49

◎〔東京外為〕ドル、113円台前半=欧州イベント控え小緩む(13日午後5時)

 13日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、EU首脳会議やECB定例理事会を控えたポジション調整の動きが出て、1ドル=113円台前半に弱含んだ。午後5時現在は113円38〜39銭と前日(午後5時、113円40〜40銭)比02銭の小幅ドル安・円高。
 ドル円は早朝、113円20銭台を中心に小動きに推移した。仲値にかけては国内輸入企業によるドル買いに支援されて上昇。その後も買いが継続し、正午前には113円50銭近辺に浮上した。その後は材料難の中、113円40銭台でこう着し、終盤は「欧州のイベントを控えたユーロ買いのポジション調整の動きがドル円に波及した」(外為仲介業者)とみられ、一時113円30銭台に下落した。
 ドル円は「前日の高値水準113円50銭近辺を上抜けられなかったことで軟化した」(シンクタンク)。EU首脳会議では英国のEU離脱やイタリアの予算案をめぐり議論される見通し。「メイ首相は信任されたが、EU側に譲歩が見られなければ、市場ではリスク回避の動きが強まりやすい」(同)という。
 ユーロは終盤、対円、対ドルで上昇。午後5時現在は1ユーロ=129円06〜06銭(前日午後5時、128円41〜42銭)、対ドルは1.1382〜1382ドル(同1.1324〜1324ドル)。(了)

[時事通信社]

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