為替市況

外為・今日の材料

18/10/17(水) 08:08

◎〔外為・今日の材料〕ドル、112円台前半=米株高などで底堅い(17日)

 17日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、米株高などに支援され、1ドル=112円台前半で底堅く推移すると見込まれる。良好な米経済指標も支援要因。ただ、「中東情勢や日米通商交渉などが不透明要因」(FX業者)と意識され、上げ余地は限られそうだ。予想レンジは112円00〜70銭。
 前日の海外市場では、欧州時間は112円00〜10銭前後の狭いレンジでもみ合った。米国時間に入ると、9月の米鉱工業生産指数が良好だったほか、米株式が堅調に推移したことに支援され、ドル円は徐々に水準を切り上げ、終盤には112円30銭前後に浮上した。東京時間の早朝も同水準を維持している。
 9月の米鉱工業生産は前月比0.3%上昇と強めとなり、4カ月連続でプラスとなった。また、8月の求人離職統計(JOLTS)も求人件数が713万6000人に達し、統計開始以来の最高水準。良好な指標に加え、米大手金融機関の好決算なども手掛かりに米株式相場は大幅上昇。為替市場は「リスク選好のムードが強まった」(同)という。
 東京時間も「米株高になびいて日本株の堅調に推移する」(大手邦銀)と予想されるため、ドル円は買いが先行しやすいとみられる。ただ、日米通商交渉をめぐって米国が「為替条項」を盛り込む構えであることが「上値を重くする要因」(同)となるほか、サウジが反体制派記者を殺害した疑惑で西側諸国と対立していることも不透明要因で、「上げ余地はまだ限られる」(同)と指摘される。
 本日は、東京時間は特に目立つ予定はない。欧米時間は、プラートECB専任理事講演、9月の英消費者物価、9月のユーロ圏消費者物価改定値、9月の米住宅着工、9月25・26日のFOMC議事要旨(18日午前3時)などが予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

18/10/17(水) 12:03

◎〔東京外為〕ドル、112円台前半=買い一巡後は上値重い(17日正午)

 17日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、買い一巡後は1ドル=112円台前半で上値の重い展開となっている。正午現在、1ドル=112円37〜38銭と前日(午後5時、112円10〜10銭)比27銭のドル高・円安。
 ドル円は、前日の海外市場では、9月の米鉱工業生産の良好な結果などで「米景気拡大と利上げ継続への期待感からドル買い・円売りにつながった」(大手証券)とされ、112円34銭程度まで上昇した。東京時間もドル買い・円売りがやや進み、仲値ごろには112円40銭近辺までじり高となった。前日の米株急伸や、日経平均株価も同一時400円超上昇するなど日米株高を受けて、市場では「リスク回避の円高圧力が後退している。今後も日米ともに株高基調が続けば、ドル買い意欲は強まり、再び113円台を目指す動きに移行しよう」(大手銀行)との見方も浮上した。
 ただ、米国時間に9月開催分のFOMCの議事要旨発表を控え、「FOMCメンバーの中立金利に対する見方がどのようなものになっているのかを確認したい」(外資系証券)とのムードも強く、買い一巡後のドル円は伸び悩んでいる。米財務省が週内にも議会に提出するとみられる為替報告書の公表をにらみ、「足元の円相場に関してどのような指摘がなされるのかも注目される」(銀行系証券)とされ、午後は様子見ムードとなりそうだ。
 ユーロは朝方に比べ対円で小動き、対ドルで軟化。正午現在、1ユーロ=129円92〜92銭(前日午後5時、129円96〜97銭)、対ドルでは1.1561〜1561ドル(同1.1593〜1594ドル)。(了)

[時事通信社]

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