為替市況

外為・今日の材料

19/06/14(金) 08:32

◎〔外為・今日の材料〕ドル、108円台前半=FOMC控え様子見(14日)

 14日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、手掛かり材料に欠く中、1ドル=108円台前半で小動きにとどまりそうだ。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の動向を見極めたいとして、動きづらい状況が続く見込み。予想レンジは108円00〜70銭。
 前日の海外市場では、「中東情勢の緊張感が高まり、安全資産とされる円が買われた」(外為仲介業者)が、値幅は限られ、全般は方向感に欠ける展開だった。東京時間の早朝は、108円30銭台でもみ合いとなっている。
 本日の東京時間は「週末かつ五・十日で、仲値にかけて実需のドル買いが見込まれるのではないか」(大手証券)との指摘があった。外部環境は米金利低下が圧迫要因となる一方、米株高は支援要因で、「強弱材料が交錯しており、上下に動きにくい」(先の外為仲介業者)との声も聞かれる。
 市場では「基本的にはFOMCを待つ雰囲気が強い」(前出の大手証券)とされ、「米利下げのタイミング、回数、幅などが注目」(FX会社)と指摘されている。前日夕に、ホルムズ海峡付近で日本の海運会社が運航するタンカーなどが攻撃され、原油価格が上昇した。「通常はインフレ上昇と見て金利も上昇するが、米長期金利は低下した。市場の関心がFOMCに向いていることを端的に表した」(同)との見方があった。
 また、5月の米小売売上高も注目材料。今回は「短期的な材料になっても、トレンドを決めるインパクトはない」(同)という。本日は国内は、特にイベント・指標は予定されていない。海外では、米小売売上高のほか、5月の中国小売売上高、鉱工業生産、5月の米鉱工業生産・設備稼働率、6月の米ミシガン大消費者景況感指数などが予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

19/06/14(金) 17:16

◎〔東京外為〕ドル、108円台前半=中国株弱含みで軟化(14日午後5時)

 14日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、中国株の弱含みなどを受けて、1ドル=108円台前半で軟化した。午後5時現在は108円20〜20銭と前日(午後5時、108円34〜35銭)比14銭のドル安・円高。
 東京時間の早朝は、108円台30銭台を中心にもみ合い。午前9時以降は、週末を控えた実需筋のドル買いで108円40銭近辺に強含んだが、その後は108円20〜30銭台で売り買いが交錯。終盤に入り、中国株の弱含みや米長期金利の低下を受けて108円10銭台まで売られ、同水準で小動きとなった。
 市場関係者は「中国株が終盤に弱含み、米長期金利が低下し、ドル売りが強まった」(FX会社)と指摘。夕方発表された中国の指標は「小売売上高は悪くなかったが、鉱工業生産などは弱かった」(外為仲介業者)とされ、ドルの重しになったとみられる。日経平均株価の上値の重さも意識されたもよう。ただ、108円10銭台では押し目買いも入り、さらに下を試す勢いはみられなかった。
 中東ホルムズ海峡付近でのタンカー攻撃については「原油高で米株は上昇したが、リスク回避の材料にもなり得る」(先のFX会社)として、現時点では相場を左右する材料にはなっていないという。目先の材料は今晩発表される米小売売上高だが、来週のFOMCを控えた様子見姿勢も強まっている。
 ユーロは終盤、対円でもみ合い、対ドルで上昇。午後5時現在、1ユーロ=122円10〜10銭(前日午後5時、122円37〜37銭)、対ドルで1.1284〜1284ドル(前日午後5時、1.1294〜1294ドル)(了)

[時事通信社]

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