為替市況

外為・今日の材料

18/06/20(水) 08:15

◎〔外為・今日の材料〕ドル、110円前後=米中通商政策にらみの展開へ(20日)

 20日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、米中通商政策の行方をにらみながら1ドル=110円前後でもみ合う展開が見込まれる。両国の貿易摩擦激化への懸念はくすぶるが、前日の海外市場では急ピッチの下落に対する反動からドル円は買い戻され、目先は上下に動きにくいとみられる。予想レンジは109円70銭〜110円30銭。
 前日の海外市場でドル円は、米国と中国による輸入製品に対する関税引き上げ措置に起因した貿易摩擦の緊張の高まりを受けて、低リスク資産とみなされている円を買う動きが強まり、欧州時間は109円台後半に下落した。その後は、「急ピッチのドル下落に対する警戒感から、押し目買いなどが入り下げ渋った」(FX会社)とされ、米国時間は110円を挟んで推移した。東京時間の早朝も同水準でもみ合っている。
 前日は、米中の通商問題が貿易戦争に突入するのではないかとの懸念が高まり、リスクオフのドル安・円高が進行した。きょうの市場は「同様な動きになるのか、それとも米側から第1弾の関税引き上げが発動される7月6日までに両国が歩み寄りをみせ、懸念が薄らぐのか動向を見定めたい」(運用会社)と、全般は様子見ムードが広がりそうだ。
 本日は、東京時間に雨宮正佳日銀副総裁が信金大会であいさつする予定。海外では、欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで、ドラギECB総裁、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長、黒田東彦日銀総裁がパネル討議を行う予定。また、統計関係では、5月の独生産者物価指数、1〜3月期の米経常収支、5月の米中古住宅販売件数などの発表が予定されている。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

18/06/20(水) 15:03

◎〔東京外為〕ドル、110円台前半=株上げ幅拡大で強含み(20日午後3時)

 20日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の上げ幅拡大を背景に1ドル=110円前半で強含んでいる。午後3時現在、110円21〜22銭と前日(午後5時、109円75〜76銭)比46銭のドル高・円安。
 ドル円は早朝、110円00〜10銭前後でもみ合った。午前9時以降、株価が軟調となったことでいったん109円80銭台に反落したが、株価反発を受けて午前11時ごろには110円20銭前後に戻した。正午に向けては上げ一服となった。午後は110円10銭前後でもみ合った後、株価の上げ幅拡大を眺めてわずかに水準を切り上げた。
 ドル円は株高に支援されているが、「午前の高値である110円20銭台が上値として意識されて伸び悩んでいる」(為替ブローカー)という。前日は米中貿易摩擦の激化懸念でリスクオフとなり、「今日はその反動の買い戻しも入っている」(同)が、米中関係の行方は「なお不透明で、上値は追いにくい」(FX業者)との声も聞かれる。
 ユーロも正午に比べて小高い。対ドルは小動き。午後3時現在、1ユーロ=127円54〜57銭(前日午後5時、127円09〜09銭)、対ドルでは1.1572〜1573ドル(同1.1579〜1580ドル)。(了)

[時事通信社]

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