為替市況

外為・今日の材料

20/10/22(木) 08:05

◎〔外為・今日の材料〕ドル、104円台半ば=欧州通貨高などで軟調(22日)

 22日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で売りが強まった流れを受け継ぎ、1ドル=104円台半ばで軟調な展開が見込まれる。ユーロやポンドなどが対ドルで大幅に上昇。欧州通貨高・ドル安の進行がドル円を押し下げた。ただ、「前日午後から急落した後でもあり、一段の下げ余地は限られる」(FX業者)とみられる。予想レンジは104円25〜75銭。
 前日の海外市場では、欧州時間の序盤は104円80銭台でもみ合った。米国時間に入って改めて欧州通貨高・ドル安が進行。その余波でドル安・円高が進み、一時104円30銭前後まで下げた。終盤は売り一服となり、104円50銭前後に戻してのもみ合いとなった。東京時間の早朝も同水準で取引されている。
 ユーロは前日の東京時間から活発に買われ始めた。「欧州連合(EU)が発行する債券への強い需要からユーロ買いが優勢になった」(為替ブローカー)とされる。また、英国とEUの貿易交渉で、バルニエEU首席交渉官の合意に前向きな発言が伝えられ、ポンドが急伸したこともドル安を促した。さらに「人民元がこのところ堅調なことも全般的なドル売りの一因」(先のFX業者)とされる。
 東京時間も「欧州通貨高・ドル安のトレンドに変化はなく、ドル円はなお下値を模索する方向」(大手邦銀)とみられる。もっとも、「大幅に下がった後でもあり、押し目買いも入りやすい」(同)ため、下げ余地は限られそうだ。
 本日は、東京時間は特に予定はない。欧米時間は米大統領選候補テレビ討論会、パネッタECB専任理事講演、米週間新規失業保険申請件数、9月の米景気先行指数、9月の米中古住宅販売、米連邦最高裁判事人事の上院司法委採決などが予定される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

20/10/22(木) 17:29

◎〔東京外為〕ドル、104円台半ば=欧州株安でリスク回避(22日午後5時)

 22日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤、欧州株の下落を受けてリスク回避の雰囲気が強まり、1ドル=104円台半ばに軟化した。午後5時現在、1ドル=104円54〜55銭と前日(午後5時、105円00〜05銭)比46銭のドル安・円高。
 東京時間早朝は、104円50銭台で取引された。午前には実需のドル買い・円売りがあったとみられ、正午ごろには104円70銭台まで上昇。しかし、午後に入ると日経平均株価やアジア株の軟調が重しとなったほか、夕方に取引が開始された欧州株の下落がリスク回避のドル売りにつながり、104円40銭台まで水準を切り下げた。その後は下げ渋り、104円50銭台でもみ合う展開となった。
 新型コロナウイルス支援のために欧州連合(EU)が発行する債券への需要が旺盛だったことに加え、英国とEUが自由貿易協定(FTA)の交渉再開で正式に一致したことを背景として、欧州通貨が買われやすく、ドルが売られやすい地合いが続いている。本日午後以降も、「ドル売りトレンドは継続で、ドル円の上値は重い」(邦銀)と予想されるが、一方で「104円を割るほどの材料はない」(同)との声が聞かれた。
 日本時間23日午前に予定される米大統領選候補のテレビ討論会については、「民主党のバイデン候補有利で織り込みが進んでいるが、討論会ではその見方に変化がないか確認したい」(FX会社)と指摘される。
 ユーロは、対円で強含み、対ドルで上昇。午後5時現在、対円では、1ユーロ=124円00〜01銭(前日午後5時、124円63〜63銭)、対ドルで1.1861〜1861ドル(同1.1867〜1867ドル)。(了)

[時事通信社]

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