為替市況

外為・今日の材料

17/10/17(火) 08:09

◎〔外為・今日の材料〕ドル、112円台前半=決め手欠き、レンジ相場(17日)

 17日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、決め手となる材料を欠き、1ドル=112円台前半を中心としたレンジ相場が見込まれる。国内外の株高や米長期金利上昇に支えられる一方、「一段とドルを買っていく材料は見当たらない」(FX会社)とされ、上値も限られる公算が大きい。予想レンジは111円70銭〜112円50銭。
 前日の欧州時間は、方向感なく、111円70〜80銭台でもみ合い。米国時間の序盤も同レベルで推移。中盤にかけては調整売りに押され、111円60〜70銭台へ若干レンジを切り下げた。終盤に向けては米長期金利上昇や株高を受けて買いが強まり、112円20銭台へ上伸した。早朝は112円10銭台で取引されている。
 前日は、日経平均株価が10連騰となったほか、米ダウは3営業日ぶり、ナスダックは2日連続で史上最高値を更新。リスクオンで米債券売りが進み、長期金利は2.3%台に上昇した。経済指標では、ニューヨーク州製造業景況指数が、2014年9月以来、約3年ぶりの高水準となった。
 ドル円は、外部環境が良好で底堅い展開となっている。また、衆院選の与党優勢との見方も「下支え要因」(前出のFX会社)という。ただ、積極的に買い上がる材料は乏しいほか、北朝鮮リスクも引き続き投資家心理の重荷となっており、ドル円は上値も限られている。市場関係者は「米国の利上げペースが加速するとの見方が強まるか、税制改革が進展しないと、113円を超えていくのは難しい」(別のFX会社)と指摘。しばらくは、112円前後でのレンジ相場が続くとみる関係者が多い。
 きょうの東京時間は、3日開催の豪中銀金融政策決定会合の議事要旨が公表される。欧米時間は、9月の英消費者物価指数、9月のユーロ圏消費者物価指数改定値、9月の米輸入物価指数、9月の米鉱工業生産指数などが発表される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

17/10/17(火) 17:32

◎〔東京外為〕ドル、112円台前半=米長期金利上昇で買われる(17日午後5時)

 17日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇を受けてやや買われ、1ドル=112円台前半を推移した。午後5時現在は、112円12〜13銭と前日(午後5時、111円72〜73銭)比40銭のドル高・円安。
 ドル円は、早朝、112円10〜20銭台で取引された。日経平均株価の11日続伸を強材料に、午前9時すぎには112円30銭付近へ浮上したが、その後は株価が上げ幅を縮小したため、112円近くに水準を切り下げた。午後は米長期金利の時間外取引での上昇を映して、112円25銭付近に買い戻された後、終盤に112円15銭付近まで小幅に下げて推移した。
 ドル円は下値が堅いものの、積極的に買う材料は見当たらず、112円台前半で頭打ちとなっている。
 邦銀関係者は米国時間でのドル急伸について「次期FRB議長にタカ派のテイラー・スタンフォード大教授が有力との見方が伝わったため」と指摘。その後、トランプ米大統領がイエレン現議長とも面会するとの報道があり、小幅に値を下げたとの見方を示した。
 市場では「FRB議長人事の行方や米財務省が近く公表する半期為替報告の内容など不透明要因があり、上値は抑えられている」(国内証券)との声も聞かれた。18日に開幕する中国共産党大会に絡む北朝鮮動向への警戒感もあるという。
 ユーロは対円で伸び悩み、対ドルで軟調。午後5時現在では、1ユーロ=131円99〜99銭(前日午後5時131円75〜76銭)、対ドルでは1.1772〜1772ドル(1.1793〜1793ドル)。(了)

[時事通信社]

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