為替市況

外為・今日の材料

20/01/27(月) 07:51

◎〔外為・今日の材料〕ドル、109円前後で神経質な動きか=新型肺炎を警戒(27日)

 週明け27日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎への懸念から1ドル=109円をはさんだ水準での神経質な動きとなりそうだ。予想レンジは108円50銭〜109円30銭。
 先週24日以降、新型肺炎の感染者や感染が確認された国・地域が膨れ上がり、市場のリスク回避姿勢が強まり、ドル売りが優勢となった。同日の海外市場は、米国で2例目の感染公表などを材料に米株・長期金利が低下し、ドル円も109円前半に下落。週末には中国で感染者が2000人超、死者も56人に達したと発表され、日本を含む各国・地域でも相次いで感染が報告されたことなどで、市場では「想像以上に速いペースで拡大する新型肺炎への警戒感が拡散」(外為仲介業者)している。
 週明けの東京市場は、新型肺炎関連の週末の悪材料に加え、イラクの米大使館の敷地へのロケット弾着弾の報道でドル売り優勢で始まり、109円を割り込んだ。午前7時すぎに国内勢が参入すると、輸入企業の決済資金調達とみられるドル買いなどで一時109円台を回復。その後は主に108円90銭台で推移している。
 本日は中国や香港、オーストラリアなどが休場で市場参加者が少なく、「きっかけがあれば相場が上下しやすい」(邦銀)地合いだ。中国の国家衛生健康委員会が毎日午前に記者会見する方針を表明しており、そこで悲観的な情報が発信されればドル売りにつながると予想される。
 また、先週来ユーロやポンドなど欧州通貨の動きが不安定となっている。ユーロが対円で値を下げればドル円にも波及しそうだ。
 本日は、国内で主な行事・経済指標の公表予定はない。海外ではドイツの1月IFO景況感指数、米国の12月の新築住宅販売などが発表される。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

20/01/27(月) 17:02

◎〔東京外為〕ドル、109円台前半=終盤小動き(27日午後5時)

 27日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤小幅な値動きで、1ドル=109円台前半で推移した。午後5時現在は109円05〜05銭と前日(午後5時、109円54〜54銭)比49銭のドル安・円高。
 ドル円は前週末の海外市場で、新型肺炎拡大への懸念から109円20銭近辺まで下落した。東京時間の早朝は一時約3週間ぶりの円高水準となる108円70銭台まで続落。午前9時以降は実需筋の買いが入り、109円前後に戻した。午後は様子見ムードとなる中、小動きだった。
 市場では新型肺炎をめぐっては、「この後感染がどこまで広がるかに尽きる」(FX会社)と指摘される。こうした中、「短期間で終息すればドル安の流れが反転する可能性があるが、今週いっぱいはまだ下値を意識せざるを得ない」(外為仲介業者)と弱気な見方が広がっていた。
 ユーロは終盤、対円で強含み、対ドルで上伸。午後5時現在は1ユーロ=120円34〜34銭(前日午後5時、121円06〜06銭)、対ドルでは1.1034〜1034ドル(同1.1049〜1052ドル)。(了)

[時事通信社]

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