為替市況

外為・今日の材料

17/01/16(月) 08:07

◎〔外為・今日の材料〕ドル、114円台前半=米休場で値幅は限定的か(16日)

 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前週末の海外市場で反落した流れを受け継ぎ、1ドル=114円台前半で上値の重い展開が見込まれる。ただ、本日は米国市場がキング牧師誕生日で休みとなるため、「全般的な値幅は限られる」(FX業者)とみられる。予想レンジは114円00〜80銭。
 前週末の海外市場では、欧州時間は114円60銭前後でのもみ合いが続いた。米国時間に入ると、12月の卸売物価のコア指数が強めだったほか、12月小売売上高も予想より弱めながらも前月比0.6%増と底堅い結果となり、ドル円は一時115円45銭まで上昇。もっとも、その後は米長期金利の上げ幅縮小に圧迫されたほか、連休を控えた調整売りがみられ、114円台半ばに軟化した。週明け東京市場の早朝は114円10銭前後に続落した後は買い戻しが入り、114円40銭台で推移している。
 ドル円は前週末の米国時間には底堅い米経済指標に支援される場面もあったが、買いは一時的にとどまった。前週の会見でトランプ次期米大統領が経済政策の中味について言及せず、むしろ「中国が日本の対米貿易黒字に不満を示すなど、保護主義的な側面が表に出てきたことがドルを買いにくくしている」(外資系証券エコノミスト)という。
 また、「トランプ次期政権の経済政策を期待し過ぎた反動から米長期金利もこのところ上昇に一服感があるため、ドル円はいったん調整局面に入った」(大手邦銀)とされる。なお調整売りが出やすいが、最近の米経済指標は底堅いほか、米国市場の休みも控え、「調整売りが出ても下げ幅は限られるだろう」(同)とみられる。
 本日は、東京時間は11月の機械受注、日銀支店長会議が予定される。欧米時間は11月のユーロ圏対外貿易収支が発表される程度。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

17/01/16(月) 17:44

◎〔東京外為〕ドル、114円付近=英EU離脱問題などで売り優勢(16日午後5時)

 16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、英EU離脱問題への懸念や株安などを受けてリスクオフのドル売り・円買いが優勢となり、終盤には113円60銭台まで水準を切り下げた。午後5時現在は1ドル=114円06〜06銭と前週末(午後5時、114円70〜70銭)比64銭のドル安・円高。
 オセアニア時間には、英のEU離脱が「ハード・ブレグジット」となる可能性が強まったとの観測からポンドが各通貨に対して下落。ドル円は対ポンドでの円買いが波及する格好となった上、日経平均株価が軟調展開となったことから、午前中は114円台前半で上値重く推移した。欧州勢が参入する終盤になると、それまでレンジの下限だった114円を割り込んで下値を試す展開となり、一時113円60銭台まで下落した。ただ、その後は押し目買いにやや値を戻している。
 この日は「リスク回避の円買いが優勢」(外為仲介業者)となる中で、「朝方のハード・ブレグジットをめぐる報道の影響が午後も残り、円ショートを解消する動きが見られた」(FX会社)という。
 ユーロは対円、対ドルとも下落。午後5時現在は1ユーロ=121円05〜06銭(前週末午後5時、121円93〜95銭)、対ドルで1.0612〜0613ドル(同1.0630〜0632ドル)。(了)

[時事通信社]

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