為替市況

外為・今日の材料

19/12/13(金) 07:57

◎〔外為・今日の材料〕ドル、109円台後半か=英総選挙でリスク選好(13日)

 13日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、米中貿易協議が第1段階の合意に達したとの報道や、英国の総選挙で与党・保守党が過半数を獲得する見通しとの出口調査結果を背景にリスク選好姿勢が強まり、1ドル=109円台半ばから後半での推移が見込まれる。予想レンジは109円00銭〜110円00銭。
 今年の外為市場で最も材料視されてきた米中協議をめぐってトランプ米大統領が12日、「(合意は)極めて近い」とツイッターで発信したのを機に、海外市場でドル買いが先行。「原則合意に達した」との報道も加わって109円40銭台に上昇した。
 日本時間午前7時すぎ、英BBC放送が出口調査に基づいて「保守党が単独過半数の情勢」と伝えると、英ポンドが1ポンド=1.11ドル台から1.35台へ急騰。これにつられる形でドルも対円で強含みとなって109円50銭台に乗せた。
 市場は「米中協議と英総選挙という二つの重要イベントが波乱なく収拾しそうな状況で、リスク選好が優勢」(外為仲介業者)となっている。「最近は『静かな相場』が続いてきたが、久々に活気づくと期待される」(FX会社)との声が出ている。英総選挙の結果確定や米中関係のさらなる材料に応じて、不安定な値動きが予想される。
 一方、市場は英ポンド主導の展開になるとみられる。ドル円は「110円近辺では、短期筋の利益確定や輸出企業による持ち高調整のドル売りが出やすい」(外為仲介業者)ため、一気に110円に到達するのは難しいとの見方も出ている。英総選挙の結果が出口調査と異なれば、ポンド反落などもあり得る。
 本日は、日銀の12月全国企業短期経済観測調査(短観)、米国の11月小売売上高の発表などが予定されている。(了)

[時事通信社]

東京外為市況

19/12/13(金) 17:08

◎〔東京外為〕ドル、109円台後半=リスク選好続き終盤に小幅高(13日)

 13日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる混乱が収拾するとの期待でリスク選好の姿勢が強まり、上伸した。午後の終盤にかけて、海外勢とみられるドル買いで1ドル=109円60銭台に乗せた。午後5時現在は109円62〜62銭と前日(午後5時、108円63〜63銭)比99銭のドル高・円安。
 市場が最大の関心を寄せる米中貿易協議をめぐり、トランプ米大統領が12日に「(第1段階の合意が)非常に近い」と発信。米中が原則合意に達したとも報じられ、海外市場でドルは109円40銭台に上昇。さらに英総選挙に関して、BBC放送が日本時間13日午前7時すぎに「保守党が過半数獲得の情勢」と伝えると、英ポンドの急騰につられてドル円も109円50銭台に乗せた。
 その後は利益確定目的や持ち高調整のドル売りも出てもみ合ったが、午後4時ごろからドル買いが優勢となって109円60銭台を付けた。
 市場では安心感が広がるものの、上値の目安とされてきた110円台を試すには慎重な雰囲気が強い。また「米中関係も英国情勢も、これで終わりではない」(邦銀)として、状況の推移を見極めることが必要との見方が根強い。ドル高が急速に進む可能性は小さいとの観測が広がっている。
 ユーロは対円、対ドルとも終盤は小動き。午後5時現在は1ユーロ=122円43〜44銭(前日午後5時、120円99〜99銭)、対ドルは1.1167〜1167ドル(同1.1137〜1137ドル)。(了)

[時事通信社]

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